健康のために知っておきたい~成分紀行その1( 高麗人参 ミント )~

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高麗人参

私たちの商品にはホンモノの素材を使用しています。
何回かにわたってご紹介、ご説明してまいります。

【 高麗人参 】

高麗人参は、ウコギ科の多年草で、別名をオタネニンジン。

故郷は朝鮮や中国の東北地方で日本には18世紀に渡来したといわれています。
夏には淡い黄緑色の小花を多数咲かせ、果実は鮮やかな紅色。
古くから根は延命長寿に効果がある生薬として最も珍重されてきました。

 

ところがこのニンジン、滋養強壮だけではなく、お肌の活性作用の強い味方でもあるのです。その秘密は、オタネニンジンに含まれる有機ゲルマニウム。
実は奇跡の水と言われる「ルルドの水」にも有機ゲルマニウムが大量に含まれているといわれています。

「ルルドの水」とは、ヨーロッパ最大の巡礼地ルルドに湧き出す泉のこと。
その水を飲んだり、肌につけたりすると不治の病が治るという奇跡が次々におこり、現在でも、世界中の悩める人々が訪れる聖地となっています。

漢方の生薬と奇跡の水に、同じ成分が含まれているなんて、驚きですね!

【 ミント 】

ミントの香りというと、何を思い浮かべますか?

すっきりと爽やか。
爽快感のある香り。

見回すと、ミントの香りは、私たちの周りにたくさんあります。
ガム、歯磨き粉、アイスクリーム、煙草などなど。

ミント

いわゆるペパーミント(西洋薄荷<西洋ハッカ>)と呼ばれるハーブはシソ科の多年草です。
学名をMENTA PIPERITAといい、清涼感のある甘い香りの元であるメントール成分は、花房付き葉に含まれています。

ペパーミントの歴史は古く、すでに古代エジプト、ローマ時代からハーブとして用いられていて、聖書の中にも香辛料として掲載されています。

面白いところでは、ローマ神話に登場するミントのお話し。
地獄の川をつかさどる神、コキュートスには美しい妖精の娘がいました。
妖精の名はMENTHA(メンタ。ミントの学術名です)。
ところがメンタは冥界の王プルトーに愛されてしまいます。
そのため王の妻ペルソポネの嫉妬を受け、草に変えられてしまうのです。
つまり、ミント草は、不倫の罰を受けた彼女の化身というわけです。

ところが一方で、ペパーミントの花言葉は、なんと「美徳」。
「美徳」の所以は、清涼感のある香りと肌を清潔にしたり、口臭をなくすミントの殺菌効果から来たものですが、ローマ神話を知ってしまうと、「美徳」と「不倫」の印象の違いが興味深いですね。

現在は、天然ミントは減り、香料や清涼感として使われるミントは、合成のペパーミントが主流となっています。

ミントには鎮静作用があるといわれています。
リラックスしたいバスタイム。
さわやかな自然のいろと香りをお楽しみください。

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